這篇主要在講讓他拿向田邦子賞的マチベン和他寫作的態度barabara等,

在改編漫畫小說蔚為潮流的現在,仍堅持只寫原創劇本的劇作家已經很少了 (不過白塔也算小說改編吧)

 
後面有提到一點點新作
ファースト・キス 

「今の兄弟、姉妹は、スペシャルな存在。他人のようで、家族のようで、不思議な存在」

重點放在兄妹愛、家族親情上,這樣會比單純描寫絕症少女的愛情要來得有趣吧!!


 


【One and Only】脚本家・井上由美子 

 
イザ!
05/22 02:12

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/52968/

 

 ■五感磨き「今」を書く

 

 小説や漫画などの原作ものが8割以上を占める今のドラマ界で、オリジナル脚本を書き続ける。

 NHKの連続テレビ小説「ひまわり」をはじめ、「GOOD LUCK!!」「エンジン」「14歳の母」など次に話題作を放つ。人間の業を社会的視点から浮き彫りにする筆力には、定評がある。

 テレビ離れの原因が娯楽の多様化といわれて久しい。だが、「本来テレビとは、今を書き、今を撮り、今を放送するもの」との思いは強い。

  「今」がなおざりになってしまった現状に、真正面から向き合う脚本家の一人だ。

 「もちろん、テレビドラマには原作ものの良さを伝える役割もあります。ただ、今はバランスが悪い。理想は7割、本当は9割をテレビが自ら作り出す方がいい。私はそのバランスを戻しつつ、今を書きたい」
 

                   ◇

 町の弁護士を描いた「マチベン」で向田邦子賞を受賞。6月21日に授賞式を控えている。

 今は、60代の新米弁護士が奮闘する続編「新マチベン~オトナの出番」を執筆中だ。

 「団塊世代の大量退職を迎え、私の周りにも定年の方が多いが、皆元気で、違う現場で活躍している。かつての定年後の姿と現実に大きなギャップを感じた」
 

 ネタのヒントは、日常生活での疑問から。団塊世代の先輩、親戚、恩師から話や愚痴を聞き、その人たちの“気分”を吸収する。
 

 「この世代は、分別くさいと思われがちだが、実は感情的だったり、経験があるからこそ挑戦的だったり。秘められた大人の姿を広く伝えていきたい」

 とはいえ、ヒットをさせるのは容易ではない。一時、迷路にはまったことがある。

 「ドラマは、自分が書きたい世界を極めるものだ、とずっと思ってきた。だが、お客さんが見てくれている熱を感じない時もある。伝わらないことに苦しみました」

 

 解決策は、「書くしかない」。

 「誰にも文句や愚痴を言わず、ただ原稿を埋めるしかない。やはり、書くことの悩みは書くことでしか解消できないので。悩んだときは、だめなセリフでもいいから、とりあえず1行書こう、ということをやっています」 

 転機は「GOOD LUCK!!」のヒット。今の視聴者が楽しめることを意識して筆を執った作品。見てくれる人がいてドラマが成立することを改めて思い知った。

 「独り善がりはいけないと思った。ある世界を極める作品も、楽しくみてもらう作品も、どちらもドラマだと気付いたとき、書く世界が広がった」
 

                   ◇

 テレビ局に勤める夫と、中学生の息子との3人暮らし。毎朝、2人を送り出したあと、9時から17時まで執筆し、夕方は犬の散歩に出る。

  仕事の話は家でまったくしない。「主人はドラマに興味がないし、子供はただパソコンをたたいている母親、といった感じでしょう。それがいい。家に批評家がいたらうっとうしいし、数字が悪いって言われるのも嫌なので」と笑う。


 次は、7月9日にスタートするフジテレビ月曜日21時のドラマ「ファースト・キス」(仮題)が決まっている。今度は兄と妹がテーマだ。

 

 「今の兄弟、姉妹は、スペシャルな存在。他人のようで、家族のようで、不思議な存在」

 五感を研ぎ澄ませ、これからも「今」を書き続ける。

 =敬称略(堀口葉子)



 ■ドラマ復権へ10代に照準 

 今春の番組改定で、視聴率が伸び悩んでいたドラマ枠が増えた。

 新たに設けられたのは、日本テレビ火曜日22時の「セクシーボイス アンド ロボ」(1時間枠、松山ケンイチら主演)と、フジテレビ土曜日23時の「ライアーゲーム」(45分枠、戸田恵梨香主演)など。

 いずれも、テレビ離れが懸念される10代をターゲットにしており、ドラマの復権を目指した動きだ。 

 全般的に、幅広い視聴者を取り込もうとしていた従来のドラマづくりから、特定の視聴者層に狙いを定める動きが目立ち始めている。

 象徴的なのが、昨秋から放映された中学生の妊娠をテーマにした「14歳の母」。「死に枠」とまでいわれた日本テレビ水曜日22時のドラマ枠だったが、若者層を中心に賛否両論を巻き起こし、最終話の平均視聴率は22・4%(関東地区)で、「ごくせん」(02年4月期放送)を超え、2000年以降で最大のヒットとなった。しかも全10話の予定が全11話に延長されるオマケまでついた。
 

 ■NHK土曜ドラマ「新マチベン~オトナの出番~」(6月30日~全6回) 

 ストーリーは、5回目の司法試験に合格し、新たな道を歩み始めた60歳の徳永源太郎(渡哲也)が仲間(石坂浩二、地井武男)と法律事務所を開く。新米弁護士だが、人生経験を生かしながら、持ち込まれる事件に体当たりしていく。最初の依頼人は、痴漢にあった及川玲子(黒木瞳)。

 前作の「マチベン」は2006年4月から放映された。
 

   

【プロフィル】井上由美子

 いのうえ・ゆみこ 立命館大文卒。テレビ東京勤務後、1991年「過ぎし日の殺人」で脚本家デビュー。「マチベン」で向田邦子賞、同作品と「14歳の母」で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。そのほか「ギフト」「GOOD LUCK!!」「白い巨塔」など。45歳。神戸市出身。

 


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