2007.7.18 インターネットTVガイド
http://www.tvguide.or.jp/news.do?newsId=190&groupId=14 

 「けんかをしても、不器用ですれ違ったとしても、不思議とお互いを思う感情は兄妹ならではだと思います」と語るのは伊藤英明。

 フジテレビ系「ファースト・キス」(月曜後9・0)で、成功率50%という難しい手術を控えた妹・美緒(井上真央)のわがままにほんろうされる兄・和樹を演じている。幼いころから病弱で恋をしたことがない美緒に、日本に滞在しているひと夏の間にどうにかして恋をさせようと和樹は奮闘する。重い病気に戸惑いつつも、妹を思う気持ちからついおせっかいを焼いてしまう。うっとうしく思う美緒だが、心のどこかでは兄を頼り、大切に思っている。

 伊藤は「コメディーなので特に作り込まなくても現場のライブ感で撮影できると思っていたのですが、すべてのシーンの根底には妹の病気という重いテーマがあるのですごく難しいですね。何かしてあげたいけど、何をしたらいいか分からないという葛藤(かっとう)や2人の気持ちの微妙なすれ違いを表現する難しさを感じています」と話す。

 実生活でも妹がいることが演技をしやすくしているという伊藤は「一人称がお兄ちゃんというせりふは、実生活で言い慣れていなかったら抵抗があったかもしれません。真央ちゃんはとてもしっかりしているし、頭が良くて感受性が豊かですね。こんな妹がいたらいいですね」と笑顔を見せる。

 「情報やものにあふれている今の世の中、なかなかドラマの登場人物やライフスタイル、職業にあこがれることは少なくなってきているように思います。そんな中で、このドラマを見てこんな兄妹がいたらいいなとあこがれの気持ちを持っていただけたらうれしいです」と伊藤は語った。

 

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    Shin77 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()