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クリエイティブタブロイドwithD 2008年12月4日
http://withd.jp/news/movie/3627.html

『252 生存者あり』

監督：水田伸生／出演：伊藤英明
配給：ワーナー・ブラザーズ
12月6日よりサロンパス ルーブル丸の内ほか全国

地震や台風、津波、火山の噴火など、日本は数多くの自然災害による危険を内包している。そんな目を背けることのできない現実を、まざまざと体感させるかのような緊迫感に溢れた1作。スケールの大きな映像と、人の繋がりの尊さを感じさせるシナリオが注目を集めている。

篠原祐司を演じるのは『海猿』での実績を持つ伊藤英明。
娘・しおり（大森絢音）との親子愛も見どころの1つだ

物語の前触れは、関東に発生する直下型の地震。都市の機能が回復しつつあるところへ、海水温度の急激な上昇によって太平洋に発生した史上最大規模の台風が迫ろうとしていた。巨大なヒョウが降り、高潮が都心を襲い、駅も崩壊して大パニック。元ハイパーレスキュー隊員の篠原祐司（伊藤英明）の娘は、この災害に巻き込まれ、地下に取り残されてしまう。

聴覚障害を持つ娘を何とか探し出した祐司だったが、地上への道は塞がれてしまっている。それでも彼は、今もレスキュー隊の隊長を務める兄の静馬（内野聖陽）らの助けを信じて、壁を叩いて決死の合図を送る。2回、5回、2回と響く音は、要救助者を示すレスキュー信号。果たして、祐司たちは無事に生還することができるのだろうか？

身近な風景が倒壊する映像は必見

巨大なオープンセットの地下鉄の駅に、実際の鉄砲水を流し込んだりしながら、迫力のある撮影を行った本作。VFXスーパーバイザーを小田一生氏が務め、高潮や海中の水の粒子、火災現場の炎と埃など、リアルさを追求したCG・合成も多くのシーンで活用されている。

（提供：月刊CGWORLD、the yellow factory）