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播出時間 : 2007年4月12日(木) 22時
官網 : http://www.tbs.co.jp/kodoku-kake/


Staff

原作 : 五味川純平「孤独の賭け」幻冬舎文庫
製作人 : 貴島誠一郎 植田博樹
劇本 : 成瀬活雄
導演 : 生野慈朗 倉貫健二郎 松田礼人
音樂 :
制作 : ドリマックス・テレビジョン 東京放送TBS


Cast

千種梯二郎 (31歳) 伊藤英明
乾 百子 (26歳) 長谷川京子
  ★  
中川京子 (29歳) 井川 遥
蒔田二郎 (32歳) 堺 雅人
倉沢時枝 (35歳) 青田典子
森 信子 (27歳) 田畑智子
東野順造 (72歳) 笹野高史
氷室健二 (39歳) 田宮五郎
高木俊彦 (31歳) 中原裕也

乾 美香 (18歳) 渡辺夏菜
東野隆子 (24歳) 河本麻希
宮田サムエル (41歳) 羽賀研二
大垣信吾 (62歳) 石田太郎
澄田香織 (39歳) 濱田マリ
  ★  
千種寿都子 (33歳) 高岡早紀
大垣田鶴子 (42歳) 古手川祐子


 1300万部を売り上げた巨編『人間の條件』や『戦争と人間』など、重厚な社会派諸作で知られる昭和文学界の巨人、五味川純平の『孤独の賭け』は、これまで幾度となく映画化・ドラマ化され、大ヒットを記録してきた。水商売から身を興こし、たった一人すべてを手に入れた男と、孤独で何一つ持たない若い女が、運命の出会いを果たす。若い女は自分自身の体を担保に、男に2千万の金を乞う賭けに出る──。

 原作の舞台は、東京オリンピック前夜、巨額の開発マネーに踊り狂う東京の街。今回は2007年、東京湾岸地区の巨大開発系アックに狂奔する政財界の裏側を舞台に描く。格差社会と言われ、持つ者と持たざる者の明暗がはっきり分かれた現代の日本の歪みとその谷底から聞こえる恨み辛みの叫びの中で生まれる人間の業と欲・痛切な男女の愛憎。40年の時を経ても、何一つ変わることのない人間の究極の姿を描き尽くすドラマ『孤独の賭け』。

 伝説の名作が、2007年春、連続ドラマとして復活します!



Story

 千種インターナショナル社長・千種梯次郎(伊藤英明)は、世間に名を知らぬ者のない若手豪腕経営者だ。水商売のぬかるみからのし上がり、わずか数年の間で現在の地位を築いた彼をメディアはカリスマと祭り上げていた。しかし、彼のまぶたに焼き付く風景は…幼い頃、高層ビルから飛び降り自殺を図った父親の姿。公務員だった父親の謎の自殺──。不幸と貧乏のどん底からたった一人這い上がり、千種は地位・財産・名誉・女……男が手に入れたいと望むすべてを手に入れた。ところが、持てる者、持たざる者、そのどちらでもあり、どちらでもない千種は、貧乏を恨みエスタブリッシュメント(階級体制)を呪っていた……。

 もう一人の孤独な人間は、服飾デザイン事務所で有名ブランドのデザインを手がける雇われデザイナー・乾百子(長谷川京子)。ショップでは自らが手がけたTシャツが数万円で売られているのに、自分は20万円程度の給料で昼夜なく下働きをしている。そんな中、百子は働く事務所が倒産の危機にあることを知る。百子は一人で地団駄を踏んだ。2千万円さえあれば事務所を自分のものに出来る…トップデザイナーとして踊り出る最高のチャンスが転がっているというのに……。

 その夜、千種と百子は夜の街で偶然出会った。千種の車が、百子を轢きかけたのだ。すぐにカリスマ実業家・千種と分かった百子は、この偶然の出会いをチャンスと思った。百子は、自分の体を担保に2千万円貸して欲しいという取引を申し出た。



Other

<伊藤英明さんコメント>
原作やドラマ化、映画化された作品をご存知の方も、初めてこの作品に触れられる方にも楽しんでいただけるよう、キャスト、スタッフみんなでいいドラマになるようにしていきたいと思います。


<長谷川京子さんコメント>
私がやらせて頂く百子という役は、生意気で自意識過剰、でもどこか不安定。そして、動物的感覚が鋭い。計算なのか、本能なのか分からない部分がある、とても危うくて魅力的な女性です。

この役を今のタイミングでやらせて頂くことがとても嬉しく、また縁だと思っております。

キャストの方も個性豊かな方達で、今から現場に入るのがとても楽しみです。
がんばりますので、皆さん応援お願いします。


<植田博樹プロデューサーのコメント>
昔は、そんな甘く危険な薫りのするドラマがいっぱいあった。親子でごはんを食べながら、ワシャワシャ楽しく観るドラマも素敵だが、「親に隠れても観たい!!」「子供に隠しても観たい!!」そんなドキドキする、ちょっと“ヤバい”ドラマっていうのも、わるくないんじゃないか???

“伊藤英明・長谷川京子”美しくて、かっこよくって…ちょっと危険な薫りのする二人を主役に得て「自分の頭脳と肉体」だけを頼りに、たった独りでエスタブリッシュメントに挑んでいる──そんな二人が、惹かれあいながらも、対立していく運命のうねりを、骨太に描いていきたい。作る僕たちも、ワクワクドキドキしています。
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