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MSN テレビ TVニュース 3月6日
http://tv.msn.co.jp/news/402.htm


　 4月12日から始まる、TBSテレビ系「孤独の賭け〜愛しき人よ〜」（木曜後10・0）は、伊藤英明と長谷川京子の共演で野心あふれる孤独な男女の愛憎と人間の業を描くドラマ。

　 原作である五味川純平の小説「孤独の賭け」は、これまでも何度かドラマ・映画化された名作。水商売から身を起こし、巨万の富を手に入れた実業家と、自らの肉体を担保にのし上がろうとする女性の欲望と愛憎を、巨額の開発マネーが飛び交うオリンピック前夜の東京を舞台に描いた人間ドラマ。今回は舞台を現在の東京に移し、格差社会と東京湾岸地区の開発計画に狂奔する政財界の裏側を背景に、2人の悲劇を究極のラブストーリーとして描く。

　 伊藤ふんする若手カリスマ実業家・千種梯二郎（ていじろう）は、長谷川演じる雇われデザイナーの乾百子（ももこ）と運命的な出会いをする。暗い過去を持ち、ある人間への復讐（ふくしゅう）をもくろむ百子は、その出会いを千載一遇のチャンスとみて、ある賭けを梯二郎に持ちかける。だが、その賭けが2人を引き裂き、梯二郎を破滅に追い込んでいく。

　 原作にないオリジナルのキャラクターやストーリーも加え、「野心を持った2人が最後にどこに行き着くのか。本当の欲望とは、本当に大切なものは何なのかに気づくドラマにしたいです」と担当の植田博樹プロデューサー。見どころは、柔和な男性を演じることが多い伊藤の悪くて格好良いセクシーな男ぶりと、長谷川の妖（あや）しい魅力。刺激的なシーンも満載で、「昔よくあった親に隠れて見たい、また子供に隠してでも見たいと思うようなドキドキする大人のドラマを目指していきたいですね」と語る。

（3月6日更新）